広島城と平和祈念公園 [中国・四国]
今回は、広島城と平和記念公園です。
広島城と平和記念公園は15分くらいで行ける。
炎天下の中、歩きましたよぅ。
汗だくです! (;´Д`A ```
広島城:
1589年、毛利輝元が築城。
関ヶ原合戦後は、福島正則が改築入城。
350余年の歴史も
一発の爆弾が壊してしまいました。
お城はもちろん樹齢500年以上の杉木も
石垣を残してなくなってしまったのです。
天守閣は焼失ではなく、
爆風で崩壊したらしいです。
現在の天守閣は、
昭和33年に再建され資料館になっています。
広島城から15分くらいのところに
平和記念公園、原爆ドームがあります。
平和記念公園:
爆心地近くに昭和29年に完成した公園。
園内には、原爆ドームや資料館など原爆の
惨禍を伝える施設や慰霊碑があります。
平和記念資料館前にある
「嵐の中の母子像」 と 「祈りの泉」 です。
母子像は、乳飲み子を抱え幼児を
背負おうとしている姿が。
祈りの泉は、水を水をと言いながら息絶えた
被爆者の御霊捧げ慰める心が込められてます。
奥に原爆ドームが見えますね。
泉の向こうに進むと
「原爆戦没者慰霊碑」 が見えてきます。
原爆被害を受けた広島市を平和都市として
再建することを念願に建てられました。
この慰霊碑から一直線に、
平和の灯火・原爆ドームと結ぶように
建てられています。
園内にはこうした慰霊碑や
モニュメントが多数あります。
平和記念公園は、太田川と元安川に
挟まれた三角州にあります。
原爆ドームは本安川側にあります。
原爆ドーム:旧広島産業奨励館
(当初は広島県産業陳列館として開館)
この日のように暑い日差しの照りつける日。
1945年8月6日午前8時15分7秒。。。
原爆ドームの東150m、
島病院の上空約580m地点で炸裂。
地表温度3000度の熱と
1平方メートルあたり35トンという爆風圧により
建物は1秒以内に崩壊。
窓が多く爆風が窓から吹き抜け、
衝撃波はドーム上に抜けたので
壁の一部が残ったそうです。
中にいた職員約30名は熱戦と爆風で
全員即死だったと推定される。
ポーランドにあるナチスのアウシュビッツなどと
並び負の世界遺産呼ばれています。
爆心地であった島病院は、
現在も開業当初の島外科として
開業当時の場所で開業しています。
「原爆の惨禍の証人」と
「危険であり被害を思い出したくない」という
意見で対立もしましたが、昭和41年に
永久保存が決定し幾度の保存工事も
行なわれ保存されています。
「あの痛々しい産業奨励館だけが、
いつまでも、
おそるべきべき原爆のことを後世に
訴えかけてくれるだろう」
という被爆が原因とみられる
白血病で亡くなった高校生の日記に
多くの人々が心をうたれたのが
保存へとなったきっかけです。。。
回りは近代的な建物が建ち、
平和記念公園も観光地化されています。
ただ観るだけでなく、こういった事を考えて観ると
また違った思いを感じられると思います。
次回は平和記念資料館です。
長崎にある平和資料館も行きましたが、
比べ物にならないくらい視覚に訴えてきます。
路面の車窓から:広島 [中国・四国]
今回は山口の岩国を後にしてから広島まで。
錦帯橋のある岩国を後にして広島へ。
岩国から広島まで山陽本線でいけますが、
路面に乗りたくて宮島口で下車。
宮島口桟橋前にある広島電鉄の宮島口から
路面電車で広島駅まで約1時間。
広島にある路面電車は距離や車両から
日本最大といっても良いと思います。
被爆を受けた車両も2両現役で走っています。
また、大阪や京都で走っていた車両も
走っているんですよ。
そんな広島の路面電車からの景色です。
3800型:1887~89年製造の車両です。
電車が西広島駅に到着しました。
市民の足として、観光客の足として
大きな役割を担っています。
廃止も検討された事もある広島市電ですが、
これからも残っていてほしいです。
岩国:錦帯橋(山口) [中国・四国]
宮島から岩国の錦帯橋までは1時間くらい。
宮島口から山陽本線で岩国へ。
岩国からバスで錦帯橋というルートです。
岩国:
山口県の最東端、錦側の河口に開けた町。
江戸時代には吉川氏が治めた六万石城下町。
錦帯橋や岩国基地、作家:宇野千代も有名。
錦帯橋:
1673年、岩国城主吉川広嘉によって架橋。
現在の橋は、20001年から3年かけて
架け替えられたものです。
独特のアーチ型で5連の木造橋は、
日本三大名橋のひとつ。
(東京:日本橋、長崎:めがね橋、山口:錦帯橋)
橋を渡ったあたりに沢山の柳の木があります。
剣豪:佐々木小次郎は、
錦帯橋付近の柳やツバメを相手に
「燕返し」を編み出したと言われています。
そんな佐々木小次郎の銅像が、
橋を渡った右手に歩くとあります。
左手に坂を下りてくると見えますよ。
汗もひいてきたので橋まで戻りましょう。
まだお昼頃だったので、
広島まで行ったんです。
翌日は天気怪しかったので回っておく事に。
錦帯橋を後にする前に1ヶ所寄りました。
幸運を呼ぶといわれる白ヘビを見られる場所。
ロープウェイ駅の目の前なんです。
宿直明けの更新では、
幸運を呼ぶ白ヘビをご紹介。
お楽しみにぃ。